OS Xの「サービス」を使用して、ファイルの照合。

 

【使用目的】

InDesignにアタリ画像が配置されていて、本番画像に差し替えなければならない。

だが、本番画像が完全に揃っているとは限らないし、必要のない画像も入っている。

また、ある画像はキリヌキもしなければならない。

アタリ画像はEPS形式だが、本番画像はJPGだったりする。

そんな時に役立つのが、今回の「ファイル照合」です。

ファイル名を照らし合わせて、同じ名前のファイルを見つけてくれます。

 

【作成方法】

アプリケーション > Automator > サービスを選択。

ライブラリ > AppleScriptを実行をダブルクリック。

画像のように、AppleScriptコードを入力して、

「ファイルの照合」などの適当な名前で保存。

 

2015-08-30-1.02

2015-09-09-1.53

 

▼AppleScriptコード

 

2015-09-09-1.57

【使い方】

まず、上の図のように参照元のファイルを選択して、

編集 > コピー

または Command + C

 

次に参照先のファイルを選択して右クリック、

作成したサービスを選択すると、

照合元と同じ名前のファイルにイエローラベルがついていきます。

(拡張子は無視する仕様になっています。)

2015-09-09-2.07

 

ちなみに、参照元は、テキストでも可能。

なので、InDesignでリンクファイル名を表示。

OS Xの「サービス」を使用して、選択アイテムをリスト表示。

を使用してファイル名を調べて、

同じ名前のファイルを探すことも可能です。

2015-09-09-2.31

 

【注意点】

よっぽど変なファイル名の付け方をしなければ大丈夫だと思いますが、

拡張子を間違えて認識し、同じ名前のはずが、

異なる名前として判断する可能性はあります。

 

参考情報

ファイル名から拡張子を外す

ファイル名文字列から拡張子のみ取得する

 

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