オートメーターを利用してPDFを画像に変換。

 

PDFを画像に変換する場合、

手動ならAdobe Acrobatやオートメーター。

シェルスクリプトなら追加インストールでできますが、

どれもアップルスクリプトに組み込むのに、

問題があったり、手間がかかったりします。

そこで、ネットにオートメーターを組み込んだ、

アップルスクリプトがあったので、

ちょっと改良したものを紹介します。

 

OSXでのPDFの画像変換は、

オートメーターでは、標準の機能で出来るのに、

スクリプトだと標準の機能で出来ないんですよね。

 

【作成方法】

アプリケーション > Automator > ワークフローを選択。

ライブラリ > PDF > PDFページをイメージとしてレンダリング をダブルクリック。

設定は「フォーマット:JPGイメージ」以外はお好みで。

そして「PDFtoJPG.workflow」の名前で保存します。

2016-05-03-3.12

2016-05-02-2.54

 

 

次にアップルスクリプトにAutomatorのワークフローを組み込んでいきます。

ユーティリティ > AppleScript エディタを起動。

下記のAppleScriptコードを入力して、

アプリケーション形式で「PDFtoJPG.app」などの適当な名前で保存。

▼AppleScript

 

【使い方】

作成した「PDFtoJPG.workflow」とアップルスクリプトを同階層におきます。

アップルスクリプトをダブルクリックして、

PDFファイルを選択するとPDFと同階層にjpgファイルが書き出されます。

 

【注意点】

PDFのファイル名に半角()が使用されていると、

jpgファイルがOS Xのprivateフォルダーに取り残されてしまいます。

また、他にも使用できない文字があるかも知れません。

 

参考情報

https://discussions.apple.com/thread/3011441?tstart=0

AS Hole(AppleScriptの穴) By Piyomaru Software » 指定のAutomator Workflowのファイルを実行する

新・OS X ハッキング! (91) OS X標準の機能でも、PDFはここまでできる | マイナビニュース

PDFを画像に変換する: Cocoa日曜プログラム日誌 ここぶろ