Acrobat DCを利用して画面上の選択範囲をOCR。

 

Acrobat DCになって
OCRの精度が上がったようなので、
試しに作ってみました。
縦組みもOK。
Acrobat DCでしか動作しません。だぶん…
GUI Scriptingを使用しているため、
動作はかなり遅いです。

コードを追加したら、動作が速くなりました。
理由は?

 

また、OCRの処理自体は、
Acrobat DCを利用していますが、
アプリに関係なく画面表示されるものは、
処理できるので、汎用性は高いと思います。

 

 

▼AppleScript(アプリケーション形式で保存。)

 

【使い方】
作成したスクリプトをダブルクリックして、(Dockに登録しておくとワンクリック)
OCR処理したい範囲を画面上で選択すると、
Acrobat DCで画像が開き、
OCRは、割りと一瞬で処理が終わり、
結果がダイアログで表示されます。

 

 

 

【注意点1】
画像をAcrobat DCで開いて、
編集 > テキストと画像を編集 で表示されるサイドメニューは、
スキャンした文書 > 「画像に戻す」 の状態にしておいてください。
「テキストに変換」の状態では、OCR処理されません。

 

【注意点2】
スクリプト処理中、
「ダウンロード」フォルダーに「ScreenShot」フォルダーが作成され、
その中に、キャプチャーされた画像とOCR処理したテキストが生成されていきます。
一応、履歴みたいな感じで残しています。
捨ててしまっても構いません。

 

 

参考情報

AppleScript : ウィンドウをスクリーンキャプチャーする – GameSprit

Macターミナルコマンド「screencapture」のオプションまとめ | D-Box

AS Hole(AppleScriptの穴) By Piyomaru Software » GUI Scriptingによる記述(1) » Blog Archive

 

InDesignのプリフライトプロファイルを読み込む。

 

インデザインで環境設定ファイルを削除すると、

登録したプリフライトのプロファイルも削除されてしまいます。

そこで、プロファイルを特定のフォルダーに入れておくと、

すべて読み込んでくれるスクリプトです。

ほぼ、スクリプティングガイドに載っているものです。

 

▼AppleScript

 

【使い方】

スクリプトを実行し、

プロファイルの入っているフォルダーを選択すると、

プロファイルの読み込みが始まります。

 

参考情報

InDesign_ScriptingGuide_AS_JP.pdf