インデザインを保存したバージョンで開く。

 

インデザインを保存したバージョンで開く場合、

すでに、「Glee」という素晴らしいフリーウエアが存在する訳ですが、

ネットに、いい素材があったので、

また、他人様のお力をお借りして自分でも作ってみました。

インデザインだけでなく、

イラストレーターなどにも使えるかもです。

インデザインのクリエーターは、

正しく取得できているか分かりませんし、

「Glee」のように細かなバージョンまでは取得できませんので、

あしからず…

 

イラストレーターで使用する場合、

プリフライト機能を組み込んだりしても、

いいかも知れません。

 

なお今回は、インデザインCS4、CS5、CS6がインストールされていることを

前提にしたスクリプトです。

使用する方は、各自の環境に合わせて書き換えてください。

 

ちなみに、先人達から見たら今さらでしょうけど、

スクリプトオブジェクトなるものも初めて使用しました。

 

 

【作成方法】

ユーティリティ > AppleScript エディタを起動。

下記のAppleScriptコードを入力して、

アプリケーション形式で「inDesingOpener」などの適当な名前で保存。

 

 

 

スクリーンショット-2016-07-03-11.09

【使用方法】

古いバージョンのInDesignファイルの

情報を見ます( ファイルを選択して、command + i )。

その中の「このアプリケーションで開く:」の項目で

作成したスクリプト(アプリケーション)を設定します。(上図、赤枠)

 

それでは、動作確認に入ります。

いま設定したInDesignファイルをダブルクリックして開きます。

古いバージョンのInDesignが起動し、

問題なくファイルが開くようでしたら正常に動作しています。

 

さらに、すべてのInDesignファイルを

作成したスクリプト(アプリケーション)で開くようにします。

再度、InDesignファイルの情報を見て、

「すべてを変更…」をクリックすると、(上図、青枠)

すべてのInDesignファイルが

作成したスクリプト(アプリケーション)に関連づけられます。

(まあ、長々と書いていますが「Glee」と一緒です。)

 

 

【注意点】

上手く動作しなかった場合は、

Dockで起動している作成したスクリプト(アプリケーション)を

右クリック or クリック長押しなどで強制終了してください。

 

 

【少し修正】

InDesignだけなら右側の方がいいので…

‘/<xmp:CreatorTool>/=’ > ’/<xmp:CreatorTool>Adobe InDesign /=’
‘/<xap:CreatorTool>/=’ > ’/<xap:CreatorTool>Adobe InDesign /=’

 

 

 

参考情報

ASH Planning: AppleScript でファイルを開いてみましょ

ASH Planning: スクリプトオブジェクトを理解してみる

鳶嶋工房 / AppleScript / 入門 / スクリプトオブジェクト

Glee | for InDesign

 

オートメーターを利用してPDFを画像に変換。

 

PDFを画像に変換する場合、

手動ならAdobe Acrobatやオートメーター。

シェルスクリプトなら追加インストールでできますが、

どれもアップルスクリプトに組み込むのに、

問題があったり、手間がかかったりします。

そこで、ネットにオートメーターを組み込んだ、

アップルスクリプトがあったので、

ちょっと改良したものを紹介します。

 

OSXでのPDFの画像変換は、

オートメーターでは、標準の機能で出来るのに、

スクリプトだと標準の機能で出来ないんですよね。

 

【作成方法】

アプリケーション > Automator > ワークフローを選択。

ライブラリ > PDF > PDFページをイメージとしてレンダリング をダブルクリック。

設定は「フォーマット:JPGイメージ」以外はお好みで。

そして「PDFtoJPG.workflow」の名前で保存します。

2016-05-03-3.12

2016-05-02-2.54

 

 

次にアップルスクリプトにAutomatorのワークフローを組み込んでいきます。

ユーティリティ > AppleScript エディタを起動。

下記のAppleScriptコードを入力して、

アプリケーション形式で「PDFtoJPG.app」などの適当な名前で保存。

▼AppleScript

 

【使い方】

作成した「PDFtoJPG.workflow」とアップルスクリプトを同階層におきます。

アップルスクリプトをダブルクリックして、

PDFファイルを選択するとPDFと同階層にjpgファイルが書き出されます。

 

【注意点】

PDFのファイル名に半角()が使用されていると、

jpgファイルがOS Xのprivateフォルダーに取り残されてしまいます。

また、他にも使用できない文字があるかも知れません。

 

参考情報

https://discussions.apple.com/thread/3011441?tstart=0

AS Hole(AppleScriptの穴) By Piyomaru Software » 指定のAutomator Workflowのファイルを実行する

新・OS X ハッキング! (91) OS X標準の機能でも、PDFはここまでできる | マイナビニュース

PDFを画像に変換する: Cocoa日曜プログラム日誌 ここぶろ

 

OSXで大量のファイルをコピーする。

 

1TBくらいのデータ移行をFinderでやろうとすると、

たぶん上手くいきません。コピーに失敗してしまいます。

そこで、ここでもスクリプトの出番です。

今回は、ターミナルを使用します。

まあ、どこにでもあるネタなので、

自分用のメモということで…

 

【使い方】

ユーティリティ > ターミナル を起動。

そこに、

$ cp -R -p -v コピー元パス コピー先パスで入力。

パスはターミナルに直接、フォルダーをドラッグ&ドロップできます。

例)$ cp -R -p -v /Users/tetsu/Desktop/test1 /Users/tetsu/Desktop/test2

 

一時停止:Control + Z

中止:Control + C

再開:fg

など

 

【注意点】

まずは、軽いデータで動作を確認してください。

また、コピー完了後は「FreeFileSync」などで

全データが完全にコピーされているかチェックした方がいいと思います。

あと、マシンにあまり負荷をかけたくない場合は、

rsync コマンドを検討した方がいいようです。

 

参考情報

FreeFileSync の使い方 ファイルのバックアップ

Macで大量のファイルをコピーするときの対処法。 – モカ式

裏と表のジョブを使い分ける – ザリガニが見ていた…。

 

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